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昼寝します

天気がよい

明日が学祭なので、部活に顔を出してすこーし手伝ってきた。おつかいとか。

で、途中で抜けたのだけれど、そのわけというのが家の避難用ハッチの工事なのであった。

午後1時から工事は始まった。

汚い部屋を大家さんに見られたが、まあここは俺の部屋なので。ご勘弁。

工事が進むあいだ、俺は本を読んでいた。

3日連続で登場、川上未映子

文章がきれい。

朝ごはんと昼ごはんを食べていないためお腹がすいて、サッポロポテトバーべQ味の体積4倍バージョンを途中から食べ始めた。

ベッドに仰向けで、掛け布団を背もたれにして、気持ちいい角度で本を読みながらサッポロポテトバーべQ味の体積4倍バージョンを食べた。食べながら読んだ。

1時間弱で工事は終わった。

予想よりもだいぶ早く終わり、不意をつかれたよ。

先ほどの姿勢に加えて、脚をクロスさせている状態でいると、「終わりました」と声をかけられながら戸を開けられた。戸を開けられながら声をかけられた。

恥ずかしい。

新しくなった避難用ハッチは、銀色のツヤツヤしたボディで、なんというかもう段違いに格好良くなっていて、かつての赤く錆びた姿を思い出すと、不安になるというか、果たして非常時に彼を頼ることはできたのだろうかとやはり不安になった。

ハッチの説明を受けた。使い方はバッチリ覚えた。

あとは火事が起こるのみ。果報は寝て待て。

ところで、俺はサッポロポテトバーべQ味の体積4倍バージョンを仰向けで食べていたわけだが、前歯で噛む時に、小さな破片が生じていたのだった。

その破片は、ティーシャツの首の近くに集中しており、俺は、ザ・スナック菓子むさぼりボーイと呼ばれるにふさわしい状態であった。

ザ・スナック菓子むさぼりボーイは、熱心にハッチの説明を受けた。

ザ・スナック菓子むさぼりボーイは、業者さんに感謝と労いの言葉をかけ、丁寧に見送った。

ザ・スナック菓子むさぼりボーイは、その数分後、自分が自分であることに気づいた。

11/6 恥じらいの前半戦